宮の丘サッカースポーツ少年団
 
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12/9(土) U11室内サッカー区予選の振り返り
2017-12-11
初戦の西園戦に象徴されますが、確実にあと一歩のレベルまで近づいています。選手にも話しましたが、あと一歩で一皮むけたチームになり、矛盾した言い方ですが実はその一歩は小さくて、でもとても大きいものです。

ある日突然出来る日が来ます。ゴールデンエイジ(小学校高学年〜中学生前半)には特にそれが顕著です。これはサッカーのみならず全てのスポーツに言えます。そして一度出来てしまうと、今までどうして出来なかったのか分からないくらい出来るようになります。

残念ながら、その『ある日突然』がいつ来るのかは誰にもわからず、でも一つの条件さえ守っていれば必ず全員に来ます。その条件は『続けること』です。続けてさえいれば必ず出来るようになり、この学年にはもうすぐその日が来ると確信しています。 〔山田〕

12/9[U-11室内サッカー西区予選]山田・中島・臼澤・永田
2017-12-10
ホーム(会場校)での開催となりました。設営、運営、審判の多大なるご協力、そして何より多くのご声援ありがとうございました。結果は、

vs.西園⚫;。ィ3-4
vs.BONITA⚫;。ィ2-5
vs.発寒△1-1
1分2敗、得点6、失点10、得失点差-4

1勝も挙げることができず、残念ながら予選リーグ最下位で敗退となりました。

今日は監督が試合以外は運営サポートに回り、中島コーチと臼澤コーチは審判に専念して下さいました。役割分担がはっきりして、自分はアップ等試合への準備に自然と役割が決まっていきました。おかげさまで限られたスペース、時間を考えながらできる限りの準備はできたと思います。しかし、結果に結び付けられず責任を痛感しています。

宮の丘の強み、前線からの激しいプレス。インティンシティーにも繋がってきますが、ここはよくできていたと思います。しかし、これを継続してできるのはU-11でははるひくらいで、やまと、たつき、そらあたりはもう一段も二段もギアを上げないとレギュラークラスとの自覚があるのなら、もっと高みを永田コーチは求めたいです。4年生はチームの中心かと思うほどの働きぶり。ちひろは何度もインターセプトを狙って、そこからのビルドアップの意識も素晴らしい。なおきとりょうも守備意識が格段に向上し、「寄せるとはこれくらい激しく!」というプレーを5年生の前で見せ付けてくれたと思います。

何より5年生は前々から言われていますが、「声」が出ない。それから守備に入った時に一度かわされても何故追いかけないのか?サポートの声は?そうだいもGKとしての基本技術はスクールの成果が出ていますが、6年生のひろあきとしゅんが抱えている課題と同様、「ゲームの流れを読みながら的確な指示を出す」ということに本気で取り組んでほしい。常に集中は絶対切らしてはダメです。

失点シーンもほとんどがあと一歩プレスが強ければというシーンばかりでした。シュートコースを切ってくれたけど、相手がそれを上回る素晴らしいシュートを打ち込まれたシーンや集中が切れててあっという間に同点とか、ほんの少しのところでした。ですが、そのほんの少しが難しい。日々練習から努力するしかないですね。

また別途、監督からのコメントもあるかもしれませんが、気持ちを切り替えて頑張りましょう。頑張り次第でU-12の部にチャンスがありますよ。

[永田]

【コラムB】グラスルーツ
2017-12-07
コーチの永田です。日頃より少年団活動に際しまして多大なるご協力を賜り、改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

今日はグラスルーツについてお話しします。

「グラスルーツ」とは草の根、民衆の、と言った意味があります。性別やレベル、障がい等に関わらず誰もがサッカーを楽しめる環境を、という取り組みがFIFA(国際サッカー連盟)を先頭に始まっています。トレセンとは真逆のテーマかもしれませんね。

JFA(公益財団法人日本サッカー協会)もこれまで培ってきた「キッズプログラム」等のノウハウを大きく発展させる形で、「グラスルーツ賛同パートナー」制度をスタートさせました。「生涯現役」「補欠ゼロ」「障がい者サッカー」の3つの柱を中心とし、その取り組みを行っている団体を認定しています。認定されるとJFAのホームページや刊行物で取り組みが紹介されます。ちなみに認定されるのに手間がかかることと言えばその取り組みを発表するレポートくらいでしょうか。認定そのものにに費用はかかりません。

ちなみに私自身、小学生の時は本当に運動が苦手で。もっと言えばサッカーはやっていましたが、当時は「サッカーは運動が得意な子がする特別なスポーツ」という変な固定観念がありました。簡単に言えば楽しめなかったのです。それが現在では子どもたちの選択肢も増え、自分に合ったチームも選べる。本当にうらやましい時代になりました。しかもそれをJFAやFIFAがそれを率先してそういう取り組みを始めている。素晴らしいことです。

世界がグラスルーツをより大切に、という動きになってきたのは、サッカーを楽しむ人が増えることでその国にサッカー文化が根付き、最終的には代表チームの強さに繋がってくるからです。目先の代表強化ではなく、その国のサッカー文化を広げることが将来的に代表チームの強さに繋がっていく。「グラスルーツなくして代表の強化なし」と言われるゆえんです。

[永田]

【コラムA】トレセン
2017-12-06
コーチの永田です。日頃より少年団活動に際しまして多大なるご協力を賜り、改めて感謝申し上げます。今日はトレセンとグラスルーツについてお話しします。

まず、トレセン。
目標にしている選手も多いのではないでしょうか?
トレセンのシステムは本当に大まかなに言うと、地区(周辺2〜3区)→ブロック(札幌)→地域(全道)→NTC(全国)となります。
この年代における最終目標はNTC、ナショナルトレセンです。この年代には日本代表のカテゴリーがありませんので、ここが頂点になります。
トレセンですので、各トレセン共にレベルの高い選手が集まります。あくまで一例ですが、選考のポイントをまとめます。技術面は言うまでもないので、他の部分で。あくまで参考程度に捉えて下さい。

@スピード、身長等特筆すべきフィジカルを持っていること。
A両足が器用にこなせる。
B攻守の切り替えが早い。
Cインティンシティーの高いプレーを常にしている。

@とAは生まれながらに持った才能という部分も否定できませんが、BとCは宮の丘でも常に要求していることです。ちなみにインティンシティーとはプレー強度のことを言います。例えばトレセン内のゲームでそこを見せられたら、スタッフは「おっ!」となるかもしれません。となぜならこのインティンシティーこそ今育成年代で力を入れているテーマの一つだからです。ただ、勘違いはしないで下さいね。守備=インティンシティーではないですよ。あくまでプレー全体のインティンシティーということです。

ぜひ、トレセンに選ばれた選手はそこにトライして上へ行けるよう頑張って下さい。もちろん、基本的な技術の向上なくしてはあり得ません。日々努力することが大切です。

[永田]

【コラム@】強化と育成の両輪
2017-12-06
コーチの永田です。日頃より少年団活動に際しまして多大なるご協力を賜り、改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

実は意外と多くの方々からこのニュース欄にこれまで私が研修等で培ってきた経験やノウハウを発信してほしい、との声を頂いていました。もちろん、宮の丘の現状に合わせる形で紹介します。そうでないと意味がありませんから。

「強化と育成の両輪」
理想はありますが、現状では中々難しいところです。特に宮の丘のようなチームはいわゆる「街クラブ」。入団するニーズも様々です。
「サッカーが好き。うまくなりたい。本気でプロを目指したい」
「サッカーというスポーツを通じて仲間作り、団体行動力を養う」
「みんなとサッカーをレベルに関係なく楽しみたい」
などなど。「街クラブ」があるがゆえに地域性も大事にしながら、明確なチーム目標(ホームページや年度末の総会で報告されますね)を持ちつつも、理想とはかけ離れた現実が多々見えるのも確かです。

とはいえ、宮の丘はいわゆる突出した選手が集まった「エリートクラブ」ではありません。選手の多様なニーズを抱えているチームであることをまず知って頂きたいのです。特に私は今シーズンU-12を担当させて頂きました。選手起用に関しても沢山のご意見を頂きました。しかし、「街クラブ」であっても「トップチーム」の本来あるべき姿で戦っただけです。結局、トップチームで起用されたのはただうまい選手だけでなく、普段の練習から目に見えて成長した選手、逆を言えばうまい選手でもプレーだけでなく行動も自分本位な選手は容赦なく外しました。

うまい選手はよりうまく(インティンシティー&クオリティー)。
技術的に未熟な選手はできるようになる(成功体験、達成感)。
これは私がお世話になっているナショナルトレセンコーチの言葉ですが、
「できなかった選手がコーチが正しい方向に導くことによってできるようになる。これこそ指導者として最高の喜びだ」と。

極論を言えば、更なる上のレベルを今から求めるならば、他の強豪クラブに移籍という選択肢もあるでしょう。これ自体は私は全く否定しません。しかし、宮の丘でも学べるところは沢山あることも断言しておきます。要は選手の意識と保護者の皆様のご理解次第です。

宮の丘は今後も「街クラブ」として、チームの目標達成のため、強化と育成の両輪に引き続き取り組んでいきます。今後も定期的にコラムをアップしていきますので、よろしくお願い申し上げます。

[永田]

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