今年度から永田コーチとともに指導に参加させて頂いております松木と申します。
まずは、私達に常に寛容に接していただき指導実践の場を与えていただいた山田監督と成田コーチに感謝の気持ちをお伝えさせて頂きます。
試合結果ですが・・
一試合目 0−3 VS 山の手
二試合目 0−5 VS 太平
今回は成田コーチよりご配慮頂き松木・永田がベンチで指揮を執らせていただきました。
まずは普段平日練習を見て頂いている永田コーチよりのコメントです。
【永田】
良かった点としては
@「距離感とチャレンジ&カバーの意識」
A「攻守における連続プレー」は2試合を通じて良いプレーも出ていた。
反省点としてはこの意識を試合立ち上がりから伝えていたつもりだったがプレーしている選手にはなかなか伝わらなかった。伝わらなかった原因を突き詰めて検証し次につなげたい。
次に松木です。スプリングフェスタから含め関わった全ての試合を通しての所管となります。
【松木】
宮の丘の問題点は守備時のポジショニングの悪さです。2バックという他チームとは異なるDFラインで挑んでいる我々にとってポジショニングの悪さは致命的な欠点となります。これはDFだけではなくFWも含めたチーム全体のポジショニングを指しています。宮の丘の守備はDFの頑張りだけに頼ったディフェンスです。3トップの相手に対しサイドを突破された際にDFの一人がつり出されてしまうと中のディフェンスは一枚になりバイタルエリアに広いスペースを空けてしまいます。大半の失点はサイドからの攻撃もしくは2人しかいないDFラインの裏を簡単にとられてしまいドリブルで独走され失点というパターンです。この状況をどのように改善するかは我々指導者に与えられた課題です。
最後にこの2試合を通して我々が感謝しなければならない選手がいます。正GKの体調不良により急遽GKを務めた堀井琉音です。彼は本来FWですがGKのセンスもあり複数のポジションをこなせるとても賢い選手です。なによりも素晴らしかったのは『チームの為に今、自分が何をするべきか』を彼が理解してプレーしていた事です。今回の失点はGK個人のミスはほぼありませんでした。失点の原因は前述した通りフリーでシュートを打たせ続けたチームのポジショニングの悪さです。
たった1日の練習で上達する事はありえません。一点を決めるために何百回も反復練習を繰り返す事が必要です。これからもチーム全員で取り組んでいきましょう。 |