5月4日(日)の9:00より琴似小学校にてフェスティバルが行われました。
晴天に恵まれはしたものの、強風により砂が激しく飛び舞う中でのゲームでした。
4試合ともボールを保持している時間が殆どで主導権を持って、ゲームを運ぶことが出来ていましたが、フィニッシュの工夫と正確さが乏しくて、自ら苦しい場面を作っている面がありました。
今日は従来の1(GK)2(DF)3(MF)2(FW)の布陣を、1(GK)3(DF)3(MF)1(FW)に変えてみました。この方がサイドハーフとサイドバックの関係性が高まり、サイドからの攻撃に厚みを作ることが出来ました。それによりサイドからクロスの場面が多くんったのは良かったのですが、ゴール前の人数が少なくて決めることが出来なくて、何度もクロスが相手ゴール前を通過していました。これはコーナーキックの場面でも同じことが言えます。
今日はワントップに渡邊、もしくは當麻を配置することにより、前線へ送ったボールが収まって、サイドハーフへ預けて、その後ろをサイドバックが追い越していくことにより、攻撃の厚みが生まれました。それにより工藤のスピードと、川原のロングフィードとロングシュートの場面が増えて、宮の丘のストロングポイントになっていました。
渡邊はフィジカルやスピードに長けているわけではないですが、相手DFとの駆け引きが上手くて技術も高いので、コンサドーレの前田選手のような動きを期待しています。前田選手もそうですが、前線からもっと献身的に守備をしても、プレーの質が落ちない持久力があると良いのですが・・・。
守備においては右に川原、真ん中に伊藤、左に工藤を配置することにより、安定性が格段に増しました。間藤の献身的にボールを奪いに行くプレーにより、パスの出所が限定されているおかげでもあります。
今後の宮の丘のキーポイントはサイドハーフです。拝野、中川、真鍋、小川兄弟の5人による、良い意味での激しいポジション争奪戦に期待します。それとGKの新栄の成長です。
格闘技の世界では『心技体』とよく言われます。サッカーも同じだと思います。特に4種年代では『心』と『技』の育成が重要です。『体』は沢山食べて、良く寝る習慣をつけておけば、3種や2種に行ったら自然とついてきます。しかし、その年代になると『心』と『技』は習得することが難しくなります。
サッカーの世界では12歳の時期は、一生に一度だけ訪れる『ゴールデンエイジ』と言われています。即座に技術を身に着けることが出来る年代という意味です。
私の経験からしても、この点に関しては実感しています。
6年生の皆には『技』の習得に余念が無い様にして欲しいです。特に一番よく使う技術であるインサイドキックとトラップです。
日本代表でガンバ大阪に所属する遠藤選手は、インサイドキックの質の向上に今でも努力しているそうです。 |