7月13日〜15日の3連休。
海の日という祝日があるように、海開きなども併せて行われるこの日。
まさに海にいたほうがよかったと思えるほど日差しの強い3日間…。
我がチームの楽しい楽しい熱中症対策の1シーンです(笑)
差し入れしていただいたサントリーのGREEN・DA・KA・RA(本当にいいですよ、これ!メーカーさんぜひ夏合宿までにチームへご協賛してくれませんかー(笑))を別のドリンクケースに移し、普通の水だけを掛け合い、パンツまでしっかり濡れてもまだ懲りないうちの選手たち。
空きペットボトルからDA・KA・RAがでてくると思って口をあけてる選手たち…
(もちろんそんなもったいないことはしません。洗うのも大変なので、すべて水道水だけです!)笑顔あふれる最終日の1シーンです。
しかし、この3日間は本当に内容的にはいろいろなことがあった3日間でした。
この3連休、札幌中央はトップを中心に怒涛の3連戦が待っていました。
まさに「日帰り合宿」というべき、朝7時30分から午後4時までの3日間で、試合はすべて1日3試合…(結果的にそうなってしまったのですが…)
U12サッカーリーグの第2節では、相変わらずの第1試合にコンディションを合わせられずに決定的な場面を決め切れず、5年生主力のチームに対し1−1のドロー。
そして迎えた2戦目。チームとして一番だめな部分がたった15分に濃縮されて出てきたような散々たる内容で、思い切ってメンバーをすべて入れ替え、出場したのは前回U10フェスティバルで代表決定した4年生の主力。
6年生が出ても2失点。4年生が出ても2失点という内容にトップの6年生が再度チーム内で確認し、最終戦の3戦目は1−1で引き分けた1戦目の対戦相手の主力6年生トップチーム相手には見ている方も納得できる見事な集中力で3−0の快勝を収めることができました。
これで初日を乗り切れたと思いきや、2日目のアンフィニリーグでは空知の強豪、くりやまFCに内容もよく1−0で快勝したにもかかわらず、2戦目、3戦目のDOHTO,Jrとの2連戦は細かな部分で差を作り広げてしまい自滅…。3日目も全日少札幌代表のNORTEとの2戦は内容こそ充実していたものの、3戦目の太平戦は3日間3連戦の最終戦でついに体力負けで大敗を喫してしまう結果となりました。その反省を午後の練習にもっていき修正しようとしたが、暑さで昼食を上手に摂取できていない選手が多いことに気づかされます。ついには2日目は主将が、3日目はプライマリーの副将がそれぞれチーム内でサッカーに対する考え方などで口論となる場面も…。
選手時代、紅白戦で相手選手と削りあいとなって紅白戦にもかかわらず乱闘となってしまった経験があります。
暑さゆえにバテてくるし、うまくいかなきゃイライラもする。ましてや、胃が受け付けない。こうなってくるとだんだんフラストレーションはMAXです。
2日目の主将の気持ちも、3日目のプライマリーの副将の苛立ちの伏線も理解はできますが、だからといってとっていい行動と、そうでない行動があります。あきらかに2人の行動は、後者の行動だったと思います。主将には懇々と説明し、副将にはやや手荒く対応しましたが、どちらも突発的に考えた上での対応でした。
行動…
それは、各選手のポジションにも反映していることで、基本的にうちの選手たちにいま欠如していることは「責任」という2文字と「一生懸命」という4文字の2つが、あまりにも感じられない場面が多いのです。
ナショナルトレセンを目前としているエース、高いポテンシャルを持ちながらようやく陽のあたる第一歩を歩みだした区トレセン選出の主将の2大選手が目立ちますが、成長著しいGKを含めた守備の4選手など特筆できる選手がいる中で、中盤の2選手のもどかしさ、無気力さ・・・。彼らは彼らなりに気持ちをもっていながら上手にそれを表現できない。そんな中で考えさせた言葉が2つの言葉でした。
ひいき目なしに、集中力の持続さえできれば、現時点での主力は全市、全道大会で上位を狙える選手だと思っています。どこのチームの指導者の方も自分のチームをそうおっしゃられるとは思いますが、それを大きく揺るがすのが「メンタル」です。実際、3日目のアンフィニリーグでは違う意味で「存在」のプレッシャーを感じ、その事がもろに崩れて今季最多失点の12失点(最多得点は18得点)となり、その落胆の差は想像以上でした。
でも、そんな姿に厳しく苦しいことを言いたくないけど、言わざるを得ない監督としての心情もありながら、午後の練習でこの笑顔まで戻りました。
この後に副将の一件もあったものの、厳しく手荒く突き放したものの、最後は彼に伝えました。
「このチームの中心になってくる選手だと期待するからこそ、こんなつまらないことで言わなきゃいけない俺がくやしいんだ…」と。
今いる6年生にも思います。私から学べる時間はもう半年ありません。
何も学ぶものがないかもしれませんが、技術も戦術も、伝えたいことは山ほどあるのです。けど、時間は限られています。
この夏、まだはじまったばかりです。
こんな札幌中央ですが、ぜひよければ、天然芝の恵まれたあふれる環境下で行なうサッカーを、ぜひ体感してみませんか?(なぜかいきなり募集ですが…)
負けたチームへのリベンジは、まだまだできます。
闘志に燃えている札幌中央の若き紅の集団にぜひご期待ください! |